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水の循環にかかる年数

海の水や大地の水分などは、太陽エネルギーによって蒸発し、空中をどんどん上昇していき最終的に雲となります。
雲は小さな水の粒の固まりがたくさん集まったものですが、徐々に成長を重ねて大きくなり、やがて雨や雪となって地上に降ってきます。
海に直接降ったものはまたいつか蒸発をして雲になるという循環を繰り返しますが、大地に降った水は地下水になったり、湧き水となって河川に流れ出たり、植物が吸い上げて葉の表面などから蒸発していったりと、様々な工程を踏んでいずれにしてもまた海の水へと戻っていくことが考えられます。

海の水が蒸発してから雲になって雨となるまでには、およそ10日ほど掛かると言われています。
意外とあっという間に戻ってくるという印象を受けますが、それは海に降った場合や、海から離れていない川に降った場合で、それ以外のところに降った雨は何十年、何百年、何千年の時を掛けて海に戻るのです。

川の上流から海に流れていく場合などは、その川の大きさにもよりますが、大きな川ならば数日は掛かります。
湖から海へとなると、湖の底から浸透していき地中を染み出て川へ流れるという想像を絶する年月がかかりますし、地中へ浸み込んでじわりじわりと地下深くまでいき、地下水となり湧き水として上がってくるにも千年単位の時が掛かると言われています。

水の循環に掛かる年数は、地上に雨や雪となって降ってくる場所により大きく異なりますが、最短で海に直接降ってくると10日、最長は計り知れない年月であるという事が言えます。
今やコンピュータで何でもできてしまう時代ですが、このサイクルだけは人間がどうにかしようと思ってもどうすることもできない自然のサイクルです。
私たちにできることはこのサイクルを壊さないように、そして水質汚染が起こらないように自然を守る努力を続けていかなくてはなりません。
そして、自然の力によって生きていく事が出来ているという事も忘れてはいけません。