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日本の水は循環で安全に

普段私たちが飲んでいる水は、安全に飲めるように色々な基準が設けられており、その基準をクリアした飲用水です。
日本国内には天然の湧き水などでも飲用可能なところがありますが、定期的に検査を行って成分をチェックしているので、その場で飲む分には安全な水であると言えます。

水は自然による循環を繰り返しており、循環することによって安全を保つことができているという風にも言えます。
海水が蒸発し、空気中の色々な物質を巻き込みながら上空へと上がっていき、次第に水の粒となり雲に形を変えて、やがては雨や雪となって地上に戻ってくるのです。
地上に落ちた雨や雪のほとんどは海や川へ降り注ぎ、そして大地にも染み渡ります。
山に積もった雪は、暖かくなると次第に融けて山肌を流れるように川へ流れていったり大地に浸み込んでいきます。

川は海へと流れていきますが、私たちの生活用水となる分はダムなどに貯められて浄化される工程を辿ります。
浄水場で行われることは、塩素などを注入しての殺菌や、不純物・微生物を取り除くためのかくはんなどで、濁りや細菌の無い安全に飲むことができる水として水道管へ流します。

生活で使われた水の多くは下水道を通って下水処理場へと流れていくのです。
この下水処理場では、汚れた水を再びきれいに浄化させます。
この時浄化した水はまた川や海に戻しますが、飲用にできるほどの浄化はしていないため、飲用以外の水として再利用している施設などもあるよう。
飲み水としては適していませんが、しっかりときれいに浄化されている水なので透明度もあり、海や川を汚さずに維持し続けていくことができます。

このように、水は常に循環を繰り返していますが、もとの海に戻ってくるまでは何百年も何千年も掛かると言われており、自然の力でなくてはできないことであるとも言われています。
もしもこの循環が正常に行われることが無くなってしまったら、海の水はどんどん減少していき、やがては私たちも安全な水を手にすることができなくなってしまうのです。