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おいしい水が作られる自然循環

私たちが安心して飲むことができるおいしい水には、想像できないほどの長い年月をかけて、自然の力によって循環されています。
全ての水は雨から…と思っている人も多いかもしれませんが、その雨は海からの蒸発に始まり、雨となった水はまた海へ戻っていき、終わることのない永遠の循環が続いているのです。

雨が降ると海や川、大地へと降り注がれますが、大地へ落ちた雨はそのまま地中へと浸透していきます。
浸透した水は、土の中にある幾重にも重なる地層をゆっくりと染み渡り、さらに砂利などを通って地中の奥深くまでいき地下水となるのです。
大地に降り注がれてから地下水になるまでには何百年とも何千年とも掛かると言われていますが、はっきりとした年数は出ていないよう。
それだけ長い年月をかけてろ過されている地下水は、限られた地域では今も生活用水としての役割をしっかりと担っている水でもあります。

地下水から湧き水として地上に湧き出た水は、そのまま河川へと流れていきます。
そして河川の水の一部は水道水になるためにダムなどに貯められて、浄水場へと流れていくのです。
浄水場では塩素や化学物質などを使ってしっかりと殺菌・ろ過されて、水道水として
水道管を流れます。
そこでようやく私たちはおいしい水を飲むことができるのです。

自然循環は間違いなく常に同じ状況で繰り返されるため、浄水場にて同じ工程で浄水して安全に水を使用することができています。
安心しておいしい水を飲むことができるのは、自然のおかげだと言っても過言ではありません。

この自然循環を滞らせることが無いよう、また水は下水を通って浄化されて海や川へ戻します。
海では海水の蒸発により蒸気が空中に舞い上がり、どんどん上昇していきます。
大気中のチリや海水の塩分などを含みながら蒸気は成長を繰り返し、形状を少しずつ変えながら雲へと変化していきます。
雲になってからも成長し続け、やがて雨や雪となって地上へ降りてきて、また新たな循環が始まるのです。